面ノ木原生林（めんのきげんせいりん）

面ノ木原生林に行ってきました。

原生林の中にある井山展望台は、３６０度、周辺の山々を見渡すことができ、感動的でした。
面ノ木風力発電所の風車が３基あり、見晴らしも良かったです。

面ノ木原生林（めんのきげんせいりん）は、標高1000mを超える天竜奥三河国定公園の一角にあり、県下では2カ所しかない、貴重な原生林です。樹齢300年を超えるブナをはじめ、カエデ、モミなどの大木が茂り、遊歩道を利用して気軽に森林浴を楽しめます。とくに秋は、ブナの紅葉が美しく、神秘的な風景を描いてくれます。例年は、10月中旬から下旬頃が紅葉の見頃です。
鎌倉時代から麓の村人から大天狗の棲む霊山として崇められ、近寄りがたい場所とされてきました。大天狗のもとに子天狗たちが各地から集まり、近くの石の広場で神霊、神意、神術を修練したと伝えられています。そのほかにも、天狗にまつわる逸話や伝説が多く残されています。
天狗棚、面ノ木峠周辺は駐車場、公園、遊歩道(登山道)、展望台などが整備された自然園地です。
園地内には広葉樹の原生林、自然林や湿地帯などさまざまな自然があり、高山植物など貴重な動植物も多く生息しています。
秋には紅葉が美しく、冬には霧氷も見られます。尾根、展望台などからは三河や南アルプスの山々、津具の集落を見渡すことが出来ます。
面ノ木園地には「ビジターセンター」や「面ノ木茶屋ささき」もありますよ。